こんばんは!今週は風邪をひいてしまったようで、会社に行くこととお散歩で精一杯の週でした( ;∀;)普段はお薬など飲まないのですが、朝から市販の風邪薬を飲んだら、寝てしまい、気が付いたら4時をまわってて、今はだいぶ良くなりました。明日からまた元気に仕事ができそうです。
ボ~っとした頭で報道番組を見ていたら、沖縄戦の最高齢の語りべの安里要江(享年99歳)さんがお亡くなりになって1年が経つそうです。日本唯一の地上戦が繰り広げられた沖縄でご自身もお子様2人と夫を戦争で亡くされています。
沖縄戦は第二次世界大戦の末期、アメリカ軍が日本本土に上陸を阻止するための捨て石作戦でした。アメリカ軍が沖縄上陸してわずか数か月で沖縄の学徒隊員や住民12万人が犠牲になりました。沖縄の住民は敵の捕虜になる事は日本国の恥で辱めを受けるから、自決(自害)するように日本軍から教育を受けていました。その為、アメリカ軍が豪(自然の洞穴などの防空壕)の近くに来るのが分かると、日本軍から渡されていた手りゅう弾で集団自決をしたり、豪のリーダーが次々に首を切って殺していき、最後は自分で自害するという残酷な行為が沖縄のいたるところで行われていたようです。沖縄の人々は日本軍がアメリカ軍から守ってくれると信じていたのに、隠れていた豪から追い出されたり、赤ちゃんの泣き声で敵に見つかるからと言って赤ちゃんとその母親を豪から追い出したり。追い出されたものには死しかありません。
「戦争では軍は国民を助けてくれない」と安里さんは訴え、戦争の残酷さや平和の尊さを戦争を知らない若い世代の人々に伝えてくれました。安里さんはまた「日本軍の行為はその時はやむを得なかったかもしれない」と後におもったそうです。
戦争では人間は人間でなくなる。生きるか死ぬかの極限状態に追い込まれたら人間は善悪の判断がつかなくなり非人道的行為もやってしまう。戦争は二度としてはいけないと私も思います。
もしも、憲法9条が改正されたら、自衛隊は戦争に加担することも余儀なくされます。そうすれば日本も戦争に巻き込まれてしまう。先人たちの悲惨な経験を繰り返してはいけない。
隣国の情勢の変化で何かと話題に上る憲法9条改正ですが、平和を維持するために本当に武力が必要かという事や日米安全保障条約って本当に日本のためなのかこれからも考えていかなくてはいけない話題なはずです。是非、学校などの教育機関で平和教育とセットで時間をたっぷり割いてに取り組んでいくべきだと思います。
参考記事
https://ryukyushimpo.jp/statics/html/okinawasen/mn1.html
